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マリンスポーツの歴史と現在

2023.09.22
ウェイクサーフィン
この記事では、近年人気が急上昇しているウェイクサーフィンをはじめ、どのようにしてこのようなマリンスポーツが生まれたのかを説明しています。
 

水上スキーの誕生

 
水上スキーとは、その名の通りスキーに似た板を履き、水上をスキーのように滑るマリンスポーツ
水上スキーは、1922年にラルフ・W・サミュエルソンが世界で初めて行なったと言われております。
松の木で作った2枚の板に乗って、時速22kmで走るモーターボートに牽引されて滑ったというのが定説になっています。
(起源については諸説あり)

その後、競技としても確立され、1955年には世界水上スキー連盟などの国際的な組織も設立され、大会も開催されています。

水上スキー

 

ウェイクボードの誕生

 

ウェイクボードとは、ボートに持ち手の付いたロープを設置して走行し、ボートの後方でロープを握った人がボードに乗りながら水面を滑るマリンスポーツ

ウェイクボード

ウェイクボードは、1980年代初めサーフボード製作者であるアラン・バーンとケビン・ジャレットなどによって「スカーフボード」として考案された。

「スカーフボード」を礎として、「ウェイクボード」という名称やコンセプトが、カナダ・バンクーバーのポール・フレーザー、マーレー・フレーザー兄弟や両名が支援するプロスノーボーダーらによって1980年代後半に構築される。これはワシントン州シアトル近郊でハーブ・オブライエンが創業するハイパーライト社によって、グラスファイバーを合成した現在の「ウェイクボード」として製品化される。

「スカーフボード」、「スカーファー」、「ウェイクボード」などの名称は、総称して1980年代には「スキーボード」と呼ばれており、1989年には「ワールド・スキーボード・アソシエーション」が設立され、1990年にハワイのカウアイ島で初の世界大会が開かれた。その後同団体は1990年代初頭に「ウェイクボード」の名称が普及したことにより、団体名を「ワールド・ウェイクボード・アソシエーション(WWA-世界ウェイクボード協会)」に変更した。


引用元:出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』


 

 

ウェイクサーフィンの誕生

 
ウェイクサーフィンは走行する船の曳き波を利用した、今人気が急上昇しているマリンスポーツ

ウェイクサーフィン

ウェイクサーフィンの起源は、様々な見解があります。いくつかの記録によると、1920年代までさかのぼってボートサーフィンまたはウェイクサーフィンをしていた記録があります。この記録に関して信頼できる証拠はありませんが、1950年代~1960年代の映像やメディアにおいて、オーシャンサーファーがモーターボートの後ろでサーフボードに乗って遊んでいる記録が残っています。1960年代半ばまでに、複数のサーフボードメーカーがウェイクサーフィン専用のボードの製造をしていた記録もあります。

モーターボートの後ろでサーフボードに乗る遊びは、70年代から80年代も続き、サーフィンのショートボード革命に沿って、ボードはより短い形に進化しました。ボードの長さが次第に短くなるにつれて、ウィンドサーフィンやセールボードで使われていた仕組みを利用し足をストラップで固定し始めました。ロープを使って、スカファーやハワイアンスキーなどのボードで、ハードカービングとオフザウェイクなどのトリックが生まれました。 1990年代からウェイクボードの成長とブームにより、ボートメーカーは、ボートで作る波(ウェイク)のサイズを大きくするための技術を進歩させてきました。そして現在においては、ウェイクサーフィンはボートを使って行う最新のマリンスポーツとして、幅広い層の方が気軽に楽しめるスポーツへと発展しました。


引用元:出典: CWSA JAPAN

 

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