ウェイクボードとウェイクサーフィンの違い
ウェイクボードとウェイクサーフィンは、両方ともマリンスポーツで、ボートの作り出す波を使って楽しむという点で共通してますが、いくつかの違いがあります。
ウェイクサーフィンとは
波に乗る新感覚のマリンスポーツで、走行するボートの後方に生成される曳き波を利用して滑走します。
ウェイクボードとは
ウェイクボードとは、ボートに持ち手の付いたロープを設置して走行し、ボートの後方でロープを握った人がボードに乗りながら水面を滑るマリンスポーツです。
ウェイクサーフィンとウェイクボードの違い
大きな違いはウェイクサーフィンは「素足」でボードに乗るのに対して、ウェイクボードは「ブーツ」とボードが固定されている点です。
またウェイクサーフィンは波に乗った時点でロープを離して滑るのに対して、ウェイクボードはロープを離さずにボートに曳かれたまま滑ります。
ボートの速度
ボートを使ったスポーツであることは共通していますが、ウェイクサーフィンは時速15km~18km程度なのに対してウェイクボードは時速25km(初心者)~35km(中・上級者)程度で、ウェイクサーフィンに比べると速い速度での走行になります。
必要な道具
ウェイクサーフィンはサーフボードとライフジャケットが必要なのに対して、ウェイクボードはそれに加えてビンディングと呼ばれる専用のブーツ、ハンドル&ロープが必要になります。
安全性
前述した通り、ボートの速度が遅いウェイクサーフィンの方が転倒時の衝撃は小さく、安全性は高いといえます。
また、ウェイクボードはアクロバティックなトリックからも転倒時にかなりの衝撃があります。
ヘルメットとライフジャケットは必ず着用しましょう。
どちらが始めやすい?
個人の経験にもよりますが、スケートボードやサーフィンに似た要素があり、これらのスポーツの経験がある場合は始めやすいかもしれません。
どちらのスポーツも楽しみながらスキルを向上することができ、初めての場合はプロの指導を受けて安全に始めることが重要です。